はじめに
今回は、自作デイリーリフィルを一例とした、考え方の紹介をしたいと思います
双極性障害を患っていることから日々の体調記録が必須なのですが、そんなリフィルはありません
そこで今回のリフィルを自作しようと思ったわけですが、何も考えずに作成すると結局使い勝手が悪くなります
そこで今回は、自作した下のリフィルを元に【リフィル自作の考え方】を紹介したいと思います

結論:各項目が【コンセプト】に合っているかを考える
リフィルの自作にあたって、まず大事なのは【コンセプト】です
コンセプトが無いと
結局このリフィルで何がしたかったっけ・・・
となります(経験談)
今回のコンセプト
今回のコンセプトは「日々の振り返り」と「自分の体調把握」の2点にしました
このコンセプトに従って考えた結果、欲しい項目は以下の通りになりました
- 日付側
- バーチカルタイプ
- フリースペース
- 3ヶ月分のカレンダー
- 振り返り側
- 朝夕の体調チェック
- 仕事内容
- 気になった事
- 日記・自由欄
それぞれの理由は以下で紹介します
各項目の理由
欲しい項目をリフィルに落とし込む際に
項目を選んだ理由がコンセプトに合致しているか
ここを確認することで、項目がコンセプトに合っているかを確認できます
ここでは、私がなぜこれらの項目を選んだのかを説明していきます
1.日付側
日々の出来事に関する情報を集約するため、日付側(左ページ)はその日のスケジュール関連をまとめる事にしました
a.起床~就寝までのバーチカル式時間割
一日の出来事が一目でわかるため
最も使いやすいと感じている『バーチカルタイプ』を採用しています
この項目と、「仕事内容」(後述)でその日の忙しさを把握しようと考えました
ただし
- 24時間フルで入れてしまうと記入スペースが小さくなる
- 睡眠時間は決まっている
こういった事情から睡眠時間を省き、起床~就寝までの行動記録が出来るようにしています
b.バーチカル横のフリースペース
バーチカルの記入欄だけでは、出来事の詳細までは同ページに書き込む事が出来ません
そこで、横にフリースペースを大きくとる事で詳細な情報を書き込めるようにしました
会議の議事録など何があったかを把握したいものに関しては、別途印刷して挟み込んでいます
c.3か月分のミニカレンダー
デイリーリフィルをメインで使う場合、今がどの週の何曜日なのか分かりづらいという欠点があります
それを補うためにミニカレンダーを作りました
朝の体調チェック(後述)を記入する際に、当日を赤丸で囲むことで
「今はどの週の何曜日なのか」をチェックできるようになっています
2.振り返り側
双極性障害を患っている特性上、私は日々の体調を記録して振り返る必要があります
振り返り側(右ページ)は、そんな「体調」「気づき」に関する項目を集約することにしました
a.朝夕の体調チェック
朝夕の体調を項目別に記録することで、その日の体調変化が見えてきます
それを把握するために、朝夕の体調チェック欄を作りました
b.仕事内容
その日の忙しさ(エネルギーの消費度合い)を確認するために作りました
自分が取り組んだ仕事内容を記録する事で
- どれだけ忙しかったか(=余裕がなかったか)
- どの部分に集中していたか
等々、仕事によるエネルギーの使い方を振り返る事ができます
ただし、万が一手帳を外部の人に見られた時のために、ある程度内容はぼかして書いていますが、、、
c.仕事面での気になった事
上記の「仕事内容」とセットの項目です
自分が日々の仕事で気づいた事を書き込むことで「その日は何に集中していたか」の確認を出来るようにしました
この項目の多さで、自分が過集中になっていないか気づくことができます
d.日記・自由欄
仕事以外の、その日の感想や日記を書く欄です
ちょっとした情報を書き込み、定期的に見直す事で
日々の振り返りに繋がります
おわりに
今回は「Excelでリフィルを自作する際の考え方」について
私のリフィルを一例とした考え方の流れを紹介してみました
いかがだったでしょうか?
1からリフィルを自作する際に、どのように手を付ければ良いかは結構悩むと思います
今回の記事が、そんな人たちの手助けになると嬉しいです
それでは、次の記事でお会いしましょう
読んでいただき、ありがとうございました~
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