はじめに
前回の記事では、レイアウト作成に必要な
- セルの結合
- 図形の挿入
を紹介しました
今回は、リフィルの雰囲気を決める【文字】に関する操作を紹介します
デイリーリフィルの作り方シリーズ
自作の方法として、ほぼ誰でもPCに入っている【Excel】を使った自作方法を4回に分けて紹介します
書式編で紹介すること
今回の記事では
- 新しいフォントの取り入れ方
- フォント以外の書式操作
を紹介します
新しいフォントの取り入れ方
折角自作するのなら、フォントにも拘りたいところです
Excelにあるフォントだけでは物足りない場合も出てくるので、自分の好みのフォントを使えるようにしましょう
フォントファイルをDLする
実際の取り入れ方ですが、まずは使いたいフォントをDLします
こちらのサイトなどからDLできます

実際に必要になるのは「.ttf」などのフォントファイルなので、DLしたファイルを解凍して用意しましょう
(今回は「フリーフォントのMODI工場」さんの「いろはマル」フォントを例にしています)
※フォントファイルDLサイトの利用規約に従って利用して下さい
フォントファイルを格納する
フォントファイルは通常
C:\Windows\Fonts
に格納されています
ここにDLしたフォントファイルを格納しましょう
格納した後、Excelを再起動すれば、DLしたフォントが使用可能になります
「いろはマル」フォントが使用可能になりました
このような手順で、自分好みのフォントを導入しましょう
フォント以外の書式操作(セルの表示形式)
フォント以外の書式操作は、セルを右クリックした際に出る「セルの書式設定」から行います
「セルの書式設定」は、下の6つのタブで構成されています(「保護」タブは割愛)
これらのタブで
- セルの表示形式
- セル色
- 罫線
- 文字列の方向
を編集できるのですが、ここでは特に使い勝手が広がる「セルの表示形式」を取り上げます
リフィルを自作する場合、特に日付関係の表示形式を編集する機会が多いので
そちらをメインに取り上げます
セルの表示形式
デフォルトでは、最初にセルに入力した種類で表示形式が自動判定されます
試しに、セルに「2023/03/01」と入力してみましょう
Enterを押すと、次のようになります
このように自動で判定されるのですが、この表示形式を変えましょう
「セルの書式設定」→「表示形式」の「ユーザー定義」を選択して、赤枠に書式を記入します
「yyyy/MM/dd」と入力すると、サンプル欄に「2023/03/01」と表示されます(月と日が二桁に変化している)
表示形式をサンプル欄で確認できるので、ぜひ試してください
例として日付に関する表示形式を紹介します
- 年について
- yyyy:西暦四桁
- yy:西暦二桁
- gg:和暦の元号(漢字)
- g:和暦の元号(アルファベット)
- ee:和暦二桁
- 月について
- M:数表記一桁(10月以降は二桁)
- MM:数表記二桁
- MMM:英語表記(短縮)
- MMMM:英語表記
- MMMMM:英語表記(頭文字)
- 日について
- d:数表記一桁(10日以降は二桁)
- dd:数表記二桁
- 曜日について
- aaa:漢字表記(頭文字)
- aaaaa:漢字表記
- ddd:英語表記(頭三文字)
- ddddd:英語表記
また、数字の表記については「必要桁数の分だけ0」を赤枠に入力することで変更が可能です
日付については以上ですが、その他の表記(数値など)も変更可能なので
興味を持たれた方は調べてみて下さい
おわりに
いかがだったでしょうか
デイリーリフィルの作り方第一弾は、フォントと表示形式の変更について紹介しました
今回の記事については、触った事が無い人も多かったのではないでしょうか
Excelによるリフィル作成の幅が広がると幸いです
それでは、次の記事で会いましょう
読んでいただき、ありがとうございました~
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