はじめに
就職活動や転職活動では企業研究は自己理解が必須です
最近は自己理解に関するツール(「強み」などの診断シート)が豊富ですが
その結果だけでは足りないと私は考えています。
今回は【本当に必要な自己理解】について、私の就職活動・転職活動から得たことを書こうと思います
私の経歴
私の職歴はざっとこんな感じです
- 塾講師
- CAE技術者(派遣)
- メーカー(車)の衝突実験
- RPAエンジニア ← Now
上記の通り、転職が多いです
その理由は様々ですが、最も大きい理由としては
- 職場の人間関係に馴染めなかった
- 会社の方針に合わなかった
- やりたいことではなかった
の3点です
現在の理想的な状況にたどり着くまでに
これだけの会社に所属し、上記の理由で挫折・失敗を繰り返してきました
では、なぜ挫折や失敗を繰り返してきたのか
その理由こそが、今回のテーマである【自己理解】に対する認識の間違いでした
過去の自分の認識間違い
では、何を間違えたのか
当然ながら、私も就職・転職活動の際は就職支援サービスの提供する様々なツールを利用しました
勿論、それ自体は悪い事ではないです
私が間違えた最大のポイントは【ツールから得られた結果で満足してしまった】事なのです
就職に必要な【本当の】自己理解とは
では、ツールの結果で満足しない【本当の】自己理解とは何を指すのでしょうか
私は、次の2つを満た事が必要だと考えています
その1.【深い】自己理解 = 【特性】
上記の通り、一般的なツールで得られるのは【傾向】までです
本当に必要なのは、得られた【傾向】から
- どんな状況で力が発揮できるのか
- どんな作業が得意なのか
- どんな仕事のやり方なのか
といった、具体的な【特性】まで落とし込む事ができるかという事です
その2.【裏付けのある】自己理解 = 【根拠】
上記の【特性】が自己理解の上で最も重要なのですが、それだけだと主観の域を出ません
主観を客観に変えるために必要なのが【裏付けのある】自己理解、つまり【根拠】なのです
具体的には
- どんな状況で評価されたのか
- どんな評価のされ方だったのか
- どのくらい評価されたのか
といった事柄が根拠に繋がります
本当の自己理解を得るために必要なこと
では、上記のような【本当の】自己理解を得るためには、具体的に何をすべきなのか
すべきことはたった一つで、その名も
自分の【棚卸】
です
自分の棚卸さえ完璧に行えば、上記の2点は自然と満たすことが出来ます

こちらの記事では職務経歴書を例として挙げているため、主に転職者向けになっていますが
初めて就職活動をされる方ならば、アルバイトやサークル活動などに置き換えて下さい
棚卸しを行うにあたって重要なことは以下の3点です
- どんな小さな経験でも良いので書き出す
- その経験をした際に何を意識していたかを書き出して、自分の方向性(=特性)を見つける
- 相手に明確なイメージを持ってもらえるように、定量的な根拠を書き出す
特に「1」と「2」ついては念入りに行ってください
この2点をどれだけ念入りに行えるかが、そのまま自己理解の深さになります
おわりに
今回は、【本当の自己理解】の重要性と、との方法についての記事でした
なるべくなら、転職経験は少ない方が良いです
転職が多いという事は、それだけ環境に自分が合わなかったという事ですから
今回の記事が、よりよい就職活動や転職活動の助けになれば幸いです
それでは、今回はここまで
読んでいただき、ありがとうございました~
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